ブレイク・ライブリーVS人喰いサメって本当?

おかんおかん

アマゾンプライムを見始めてから、やたらサメの映画をおススメされるんだけど~。

ホラーやサスペンスばっかり見てたせいかなw。

「ジョーズ」以来、無縁だったけど、いつのまにか世はサメが大流行りだったのね。

ちなみに、「サメ映画」とは、「ジョーズ」や「ディープ・ブルー」のように、人喰いサメと人間との攻防を描いた正統派もあれば、サメがマーケットや家や飛行機(!)の中に飛び込んできたり、タコとコラボしたりと、もうめちゃくちゃな設定の亜流もずいぶん登場している。

いわば、サメがとりあえず、一瞬でも登場すれば、それはもう立派な「サメ」映画なのだ。

しかし、どうして私たちはこんなにも人喰いサメに惹かれるんだろう。

今回は、あきれたB級C級パニックムービーではなく、これはなかなかの良作じゃない?と思えたサメ映画を紹介したい。

「ゴシップガール」のときからずっと私の大好きな女優、ブレイク・ライブリーが、サメに襲われる医学生を、全編ほぼ出ずっぱりで体当たりで演じている。では、この映画の見どころをいくつか挙げてみよう。

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亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。

母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となるための勉強漬けの日々から解放されるナンシー。

そんな彼女の最高の休暇が一転、恐怖に支配される。一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲いかかった。

足を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの岩場に泳ぎ着いたナンシーは自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る...。

「ロストバケーション」の見所はここ!

ブレイク・ライブリーの魅力が爆発!

サメ映画とか興味ないし--という人々、特に男性(いや女性も)も、映画のほぼ冒頭から、ブレイク・ライブリーの自然体の美しさにきっと目を奪われる。役柄上、メイクもほぼスッピン風。

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彼女の特徴のはじけるような笑顔と、その後、サメへの恐怖におびえながらも立ち向かっていく凛々しい顔つきの両方を味わえる。

身長178cm、体重59kgというスーパーモデル並みの超抜群のスタイルで、惜しげもなくビキニスタイルを披露してくれる。これだけでも見る価値あり(笑)。

アザを作り、流血しながらも、ほぼスタントなしで演じたというからご立派。さすがにサーフィンのシーンは、彼女ではなく、世界チャンピオンのスタントを使っている。

何を思って、このようなパニックムービーに出演することに決めたのかは不明だけど、カリスマ女優らしい渾身の演技を見せてくれる。

超絶に美しいビーチ!

舞台は秘密のビーチ。この海水の透明感が、まさに息をのむほど美しい。この点でも、サメに興味全くなし、という人も一見の価値あり。

映画の前半で、ビーチで出会う青年たちとナンシーとが、プロ級のサーフィンの技を繰り広げるところも見もの。

カメラアングルやカット割りなどなど撮影技術のすばらしさは、まるで観光協会が作ったイメージビデオのようだ。人喰いサメ映画とはとても思えない、心が癒される美しいシーンが続く。

このような形状の浅瀬ビーチで、サーフィンに向く波が立ち、しかもサメが現れるという可能性が少し現実的ではないけれど、美しく面白いので問題なし!

ちなみにこのビーチ。わたしが現在デュアルライフを満喫中の石垣島の秘密のビーチに激似 😎 。この夏から泳ぐのがちょっと怖くなるかも・・・。

シンプルなのに深い脚本

ブレイク・ライブリー以外の登場人物はほぼ数人で、場面もこの小さなビーチに限られる。おまけに登場するサメも一体きり。

ところが、約1時間40分をほぼ飽きずに見続けることができる。上に挙げたブレイク・ライブリーの魅力と、映像の美しさのおかげでもあるが、意外とよく練られた脚本のせいであることもわかる。

原題の「Shallows」は「浅瀬」と「浅はか」の両方の意味をかけていると思われる。

知らない男性の車に同乗して、初めて訪れたビーチで一人サーフィンを楽しむというリスクを顧みない危険な行動をとることへの警鐘を鳴らしている。

でも、その裏には、ナンシーと家族との関係性があり、なぜ医学生の彼女がこんな行動をとったのかや、彼女が医学生であることの意味合いが明らかになってくる。

意外にも、知的でちょっとした感動ストーリーでもあるのだ。

 

おかんおかん

「サメ映画か~」と敬遠するあなたにもおススメ!

見て損なしですっ。

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