2階席しか取れなかったら
宝塚大劇場が一番美しい時期を迎えるのは、「はなのみち」が桜で満開になる春。桜満開の「はなのみち」。桜並木の下で写真を撮る人もつらなって、お花見気分も満喫できる。
4月は宝塚音楽学校の入学式の季節。こちらまでフレッシュな気持ちになるね。お気に入りのスターがトップに就任したり、いい役がもらえたりしたら、ウキウキ気分にも拍車がかかる。
せっかくのウキウキの観劇でも、ちょっと気分が乗り切れないことも...。
大人気で良席全部売り切れてた・・・
今月はお財布がピンチだからS席は無理・・・
そんなこんなで2階席で我慢しなければならないこともよくある。そして、宝塚大劇場デビューの皆様も、2階席の見え方がとっても気になると思う。
そうした方々のために2階席のおさらい。
二階席の料金
まず、全体の座席配置と料金を紹介しておく。
このようにS席の範囲は広く、実は2階席の一部もS席扱いとなっている。
B席は2階のみで、一般公演の場合、価格はS席の半分以下だ。逆に、お財布には優しいといえる(笑)。好きな演目ならば、B席で2回見るという選択もありかも。
二階席の見え方
前の方なら意外と近くて、舞台全体が見えて楽しい!
こちらは二階席最前列から見た光景(S席)。
宝塚に限らず、2階席3階席ファンはけっこう多い。わたしも複数回、同じ舞台を観るときは2階をあえて選ぶこともある。
特に2階の最前列は、以前はSS席だったほどの良席で、前にさえぎるものがなく、特別な感覚を味わえる。ダンスのフォーメーションを楽しむには絶好の席だと言えるだろう。
分かりやすく言えば、「2階席の最前列の位置は1階の14列」の上に相当する。舞台までの距離は10列代後半くらいにあたるかな。
中間のA席となるとちょっと遠くなる。それでも、1列違うだけで2800円安くなるので、2階席の8列目はめちゃお得ともいえる。したがって、個人的には2階席の2~7列目のS席や1階のA席よりおススメ。
こちらはB席の最後列。さすがに遠い。
B席後列の端っこになってくると、端の方や大階段の上はおそらく見切れてしまう。
久しぶりの観劇や、初めて宝塚を訪れる人を誘うときなどは、「大階段」が見えないことはやっぱり避けておきたい。
まとめ
上で説明したように、2階席は使いようによってはコスパが高い。時と場合によってB席も利用すればよいと思う。ぜひ見え方を参考にしていただきたい。
お気に入りのスターがトップに!
何回も訪れたいのでB席も狙ってみようっと。
宝塚で約20年を過ごした手塚治虫。手塚治虫記念館もついでに寄ってみてはいかが?