夏を感じる石
夏に似合う石と問われたら・・・なんだろう。
ターコイズ、珊瑚、水晶、白めのう・・・たくさん浮かんでくる。ほんの爪先ほどの大きさでも、着けている自分も、見る人も、涼しい気持ちにさせてくれるのが石の不思議。
クリア(透明)や白や淡いブルーは、元々そんなに似合うと思わない色で、くすみつつある肌にはぴったりではないけれど、それでも季節を感じていたい。
「珊瑚(coral)」
海の宝石と呼ばれるさんごは、海中のさんご虫(イソギンチャク・クラゲの仲間)ので、宝石となるのは(8本の触手がある)八放珊瑚。珊瑚は3月の誕生石。確かにオレンジやピンクのコーラルは春めいている。でも、真っ赤な珊瑚はやっぱり夏のもの。
「トルコ石(turquoise)」
不透明で青緑色や灰緑色をした宝石。トルコでは産出されないが、トルコ人の隊商によりヨーロッパに伝えられたためにこの名前が付けられた。12月の誕生石。
若い女の子のデニム姿のターコイズも可愛いし、大人の女性の和服なんかに合わせた珊瑚も色っぽい。
アクアマリンとブルートパーズ
夏になるとよくつけるお気に入りの指輪。
「アクアマリン(Aquamarine)」
青色のベリル(緑柱石)。名前はラテン語の「海水」を意味し、和名は「藍玉」または「水宝玉」。どの名前も美しい。サンゴと共に3月の誕生石。
「トパーズ (topaz)」
石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物で、和名は「黄玉」。ギリシャ語の「探し求める(topazos)」か、サンスクリット語の「火(tapas)」か語源ははっきりしていない。トパーズというと、和名のような黄金色を想像しがち。ブルートパーズはほとんど無色透明な石に放射線を照射したもので、天然のブルートパーズは希少だという。こちらは11月の誕生石。
光線や見る角度によって、淡い空色にも深い海色にも変化する。
アクセサリーは現物を見て買いたいものだけど、お手頃な値段のものはネットでも買うことがある。ちょくちょくお世話になるのが「Yukiko Okura(ユキコ・オオクラ)」。上で着けているアクアマリンリングはユキコ・オオクラアウトレットで購入したもの。ユキコ・オオクラのジュエリーは「dinos(ディノス)」でも取り扱っている。厳選されたディノス版商品はめちゃめちゃ目移りしてしまう。
夏のピアス&ネックレス
夏はとりわけ、ごちゃごちゃするのを避けた方がいいけど、シンプルなシルバーの指輪や、モノトーンルックには、こんなピアスやネックレスが似合うかも。
数年前のディノスのカタログにあったピアスが素敵で、器用な友人にオーダーして作ってもらった。
ついでに「ユキコ・オオクラ」の夏版ネックレスをあと2個紹介。
オフホワイトのマグネサイトの2連ネックレス。フラットな葉っぱのような形のマグネサイトをゴールドのピーズでつないでいる。Vネックのシンプルなニットなんかにフィット。
ユキコ・オオクラ定番のロングネックレス。10年物だけど、いまだに出番あり。ごく普通の黒シャツやワンピースをモダンにしてくれる。夏用ネックレスとして紹介したけど、ぐるぐるっと2連3連にして、ハイネックのニットなんかに合わせても可愛い。ブラウンの天然石も入っているから茶系やベージュなどとも相性○。
春/秋/冬バージョンもアップ予定♫