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タカラヅカに関してはまだ初心者だから分からないことがいっぱい。舞台は昔から好きだから、お目当ての出演者が公演の開始前と終了後に現れるのを待つ「入り待ち」と「出待ち」があるのは知っていた。

でも、タカラヅカにも入り待ち/出待ちシステムが存在していることに、実際に観劇に行くようになって改めて気づいた。

この記事では、特に、わたしの出没する「宝塚大劇場」の入り待ち/出待ちに関して紹介したい。「東京宝塚劇場」でのシーンはネットなどでもしばしば挙げられているけれど、大劇場側の情報は意外と少ないので参考にしていただければな。

ガードっていったい何?

そもそも「入り待ち」と「出待ち」って何だろう。上でも書いたように、楽屋口でスターさんがやってくるのを待ったり、出てくるのを待ったりすること。

でも、ここでまず覚えておくことは「ガード」の存在。お揃いの上着やマフラーなどの小物(会服)を劇場辺りで身につけた人々を見かけたことがあるだろうか。彼女たちが私設ファンクラブのメンバーの「ガード」の人たち。入(出)待ちでタカラジェンヌさんたちが危ない目に遭ったり、集まったファンで混乱が起こったりするのを文字通り「ガード」するのが役割(役割は他にも差し入れ、お茶会、送迎など、たくさんあるのだけど、ここでは省略)。

ガードに対してわれわれ一般のファンは「ギャラリー」と呼ばれる。

ここで鉄則:ギャラリーが入(出)待ちできるのは常にガードの後ろ側。

このガードさんらを押しのけて、ご贔屓のスターに近寄って握手やサインを求めるのはとても無理なのだ。

ガードは楽屋口の両側の最前列を陣取って、最高のポジションをキープし、手紙を手渡しできるという大きな特権がある。その代わりにちょっと辛いしばりもある。

  • 当然ながら無償ボランティア
  • 団体行動なので途中参加/途中退出ができない
  • 会服を着る
  • 写真撮影できない

でも、メリットがあるのはもちろんだ。まず、目当ての生徒に出会うために正確な入り待ち、出待ちの時間を知り、空振りや待ちぼうけを防ぐことができる。そして、それ以上に、マニアックなファン同士でつながり、レアな情報交換だけでなく、心ゆくまで楽しいおしゃべりが満喫できる。そうしてますます泥沼のファンの道にハマっていくかも(笑)。

では、わたしを含めたギャラリーはどこで、どんなふうに入(出)待ちすればいいんだろう。

ギャラリーはどんなふうに入り待ち/出待ちすればいいの?

先に説明した「ガード」と違って「ギャラリー」のNG事項は以下の通り。

  • 話しかけたり声をかけたりする
  • 手紙を手渡しする

一方で、ギャラリーは写真撮影は自由(フラッシュNG)なのがありがたい。HPなどでの公開や販売は禁止だが、お気に入りさんのナイスショットが撮れれば、観劇が終わった後も一人で密かに眺めてニヤニヤしたい。

入り待ちの風景

向かって右端に写っている赤いコーンから、楽屋口の入口までわたって柵が設置されている。ギャラリーはこの柵の後ろで待つことができる(ガードのいるときはその後ろ)。歩道や車道は、歩行者や車の邪魔になるので空けておくことが望ましい。

オススメしたいのが車道の向かって左側の「花のみち」。写真で分かるように、木製の柵にもたれかかってファンが入り待ちをしている。ちなみに花のみちにはファンクラブの会員はいない。この場所は一段高くなっており、楽屋口に向かって歩いてくるジェンヌをばっちり捉えることができる。

スッピンと私服もステキだ!

 

 

写真は開演1時間前の様子。

階段には、三脚とプロ仕様のカメラを用意したプロ?アマチュア?カメラマンの姿がちらほら。いかにもベテランさんらしく慣れた様子で談笑しており、彼らの動向を見ていればスターが来ることがよく分かる。この日はギャラリーの人数が少ないかな。

入り待ちは開演2,3時間前から待っておくと、確実ではないけど待ちぼうけを回避できる。お目当てが決まったら、ガードの人に誰のファンクラブかを尋ねるか、何回か通って会服と照らし合わせながら目星をつけるかするとよい。

出待ちの風景

出待ちの場合もガードさんたちの動きが目安になる。

初日や新人公演や千秋楽などの場合は公演終了から間もなく出てくることが多いが、普通の公演時には、いつ頃に出てくるのか予想がつかない。お化粧を落として、お風呂に入って、・・・と出てくるまでに数時間に及ぶことも。ギャラリーとしては、気長に待っておくべき。

 

 

今度は終演後の楽屋口を写した写真。3時からの回だと、季節によっては終わったすぐ後でもこんなに日が落ちてしまう。冬場だとちょっと辛いかな?

でも、入り待ち、出待ちの人数は人気のバロメーターとも言われる。ジェンヌも人が多いほど喜ぶはずだ。

さいごに

タカラヅカには通い詰めないとなかなかわからない、この入(出)待ちのような「暗黙のルール」が存在している。それを知らず知らずのうちに侵してしまって、他の人から注意を受けて悲しい思いをしたという声も聞く。

でも、世間の評判でも、わたしの経験上も、ズカファンたちが傍若無人だったり、自分勝手だったりする行動をとるケースはあまり聞いたことがない。むしろ整然としていてお行儀がいいのがタカラヅカファンたちの特徴

ルールがあるのも、一部のファンの勝手な行為や、ファン同士のゴタゴタ、それに伴ってスターさんたちが被る迷惑を前もって防ぐための知恵。節度を持って応援していきたいね。

 


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