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京都劇場ってこんなとこ
京都駅から徒歩0分!の京都駅ビル内
京都劇場は、京都駅ビルの東側に位置する。
ちなみに、京都駅ビルのコンセプトは「京都は歴史への門である」。
そのコンセプトどおり、京都の特徴の碁盤の目を設計に取り入れて、象徴的な「門」を烏丸通と室町通に配置し、その間に谷に見立てた中央コンコースが延びている。
真ん中には4000枚のガラスと金属で覆った吹き抜けのアトリウム(ガラスやアクリルパネルなど光を通す材質の屋根で覆われた大規模な空間のこと)。
京都にお越しのときは、この伝統的なのに革新的な駅ビルのデザインにも注目してね。
現在の京都駅ビルは1997年に改装された4代目。
いざ京都劇場へ
1997年の駅ビル開業と同時に開場したのが、日本初の駅ビル内劇場「京都シアター1200」。当時はジャニーズや吉本興業による公演が行われていたが、その後大幅に改装され、現在の「京都劇場」として生まれ変わり、劇団四季が公演を行っている。
こけら落とし公演は『オペラ座の怪人』。私もいちはやくこけら落としを見に行った。
劇場へのアクセス
改札中央口を後ろ手にして右側へ一直線に進んでいったらそこが劇場。迷いようがない。
6時半からの開演なら、京都で働いている友達もアフターに職場を飛び出してきてくれる。
そんな気軽な便利な劇場だから、京都観光にも組み込める。
古都で「劇団四季」を観劇しよう
「劇団四季」では、海外ミュージカル、オリジナルミュージカル、ストレートプレイと年間3000回以上の公演が開催されている。
京都劇場の最新スケジュールはコチラでチェック。
ふと思いついて出かけたいときの当日券情報はコチラでチェック。
当日券は売り切れていることが多いのでできれば少し前に入手しておきたい。
座席表
1階席は693席、2階席は248席と、ちょうどいい感じにこじんまりとまとまった劇場。
座席の見え方と注意
今回の席はE-13,14で、前から5列目のほぼ真ん真ん中。
「すごい良席が手に入ったわ」
とワクワクして開演を待っていたところ、目の前に、立派な体付きのお姉様とおじ様で、すっかり視界が覆われた。
実はこの京都劇場は、10列目くらいからは傾斜があるけれど、10列目まではほぼ平坦。そのため、前にどんな方が座るかで全然見え方が変わってくるのだ。
したがって、「表情を見たい!」というこだわりがなければ、10列目以降、さらには最後列に近い座席でも、十分にステージが見渡せると思う。
サイドブロックでも見切れる心配はさほどない。2階席はお安くなるが、けっこうな急勾配なので怖い。階段の距離が長いので遠いという感覚もある。
ついてない日もあるね。仕方ない(悲)
遮られなければ、5列目だとこんなに近く見える。ここまで接近すると、役者さんの表情や、流れる汗までしっかり見えて、半端ない一体感を覚える。このアットホーム感が京都劇場の良さかも。
京都駅ビルの中には美味しいお店もたくさんあり、観劇後に京都の夜の街に繰り出すのもまた楽し。
みなさまが楽しく観劇できますように。