おかんおかん

むちゃ腹が立つこと2つ。

雨の日、お店から出たら傘がない。

さて帰ろうと思ったら自転車がない。

 

自分の不注意も反省すべきなのだけど、「傘」と「自転車」を盗まれたときの腹立ちは格別。その場で途方に暮れてしまうから。

ただ、他人の自転車や傘を「盗む」というよりも「借りる」という感覚の人は、想像以上に多いみたい。

言うまでもなく立派な窃盗。

 

 

この2年間のうちで自転車が盗まれたのは2回。

しかも、今回は自宅のマンションの駐輪場で、安心しきって無施錠だった(←警戒感なさすぎで反省)。

高級なロードバイクではなく、単なるママチャリなんだけどね。

 

管理人さんが

「防犯カメラを調べてあげようか」

と言ってくださったのだけど、盗まれたことに気づくまで4,5日間経過していたので、チェックするのが大変すぎだからあきらめた。

自転車の盗難時に役立つ「防犯登録」

前回の経験を元に、すぐに「防犯登録カード」を持って警察に出かけた。2度目だから少々慣れてきた(笑)。

 

おかんおかん

ちなみにれっきとした盗難の「被害届」を出すわけだから、

盗難場所や時間などの詳細な事情聴取の後、書類作成の時間もかかる。

1時間はゆうにかかってしまうのでご注意。

 

丁寧に話を聞いてくれてありがたかったけど、やっぱり「鍵をかけなきゃ」とお叱りを受けた。自転車の窃盗のプロはいろんなところを盗んで回っているらしい。

防犯登録の重要性

さて、そもそも

 

「防犯登録」ってしなきゃいけないの?

 

と疑問に思っている人がいるかもしれない。

実は、防犯登録はこのように法律に定められている義務なのだ。

自転車を利用する者は、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録を受けなければならない。

「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律第12条 第3項」

 

登録しなかったときの罰則はなく、加入は任意。料金は500円。

「自転車防犯登録」をしておくことで、

 

  • 自分が自転車の持主であることが証明できる
  • 盗難被害に遭ったときに自転車が戻りやすい

 

という大きなメリットがある。

 

たとえば、防犯登録を怠っていると、

「ちょっとすみませんが・・・」

とおまわりさんに職務質問(不審尋問)されて、自転車泥棒と間違われてしまったら厄介。

 

実際に、1回目に盗難被害に遭ったときは防犯登録をしておいたおかげで、2週間程度経って、警察から見つかったと連絡があった。

乗り捨てられていた自転車の登録番号から所有者が分かったのだ。

 

ちなみに防犯登録カードは以下のような書類。購入時に「お客様控え」のみが渡される。

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盗難時、警察への被害届を出す際に必要になるので無くさないように分かりやすい場所に保管しておこう。

 

 

そして、以下のような変更があるときも、手続きをしておこう。

防犯登録の内容を変更したいとき

<引っ越しや結婚などで防犯登録した自転車の持ち主の「住所/氏名/電話番号」などが変わったとき>

購入店舗に関係なく、近くの自転車販売店で変更手続きを行うことができる。

手数料は無料。

手続きに必要もの

  • 持ち主(登録者)の身分が証明できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証など)
  • 防犯登録番号が確認できるもの(防犯登録カードの「お客様控え」など)

自転車を譲り受けたとき

<防犯登録されている自転車を譲ってもらい、名義を変更したいとき>

こちらも購入店舗に関係なく、近くの自転車販売店で変更手続きを行うことができる。

ただし、今度は変更ではなく「再登録」となるので、登録料の500円が必要となる。

手続きに必要なもの

  • 防犯登録を受ける自転車(車体番号を確認するため)
  • 新しい持ち主(登録者)の身分が証明できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証など)
  • 自転車の譲渡が証明できるもの(譲渡書、前の防犯登録カード「お客様控え」など)

自転車を譲渡するとき

<自転車を友達に譲ったり、オークションに出したりするとき>

逆に自転車を譲るときには、近くの交番・駐在所または警察署(生活安全課)で「登録抹消」の手続きが必要となる。

手続きに必要な物

  • 譲渡する人(登録者)身分が証明できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証など)
  • 防犯登録番号が確認できるもの(防犯登録カードの「お客様控え」など)

最後に

この防犯登録カード(控え)を無くしてしまうと、調べたり再発行したりするのに、長ければ数週間程度かかる場合ので、なくさなようにしたいね。

 

おかんおかん

ついでに、もったいないと思っても自転車保険には入っておくことをオススメ。

1度目の自転車は無事かえってきて保険を使わずにすんだのだけど、

見つからなければ20%の負担で新車に買い換えることもできたわけ。

 

購入店舗によっていろいろな保険に加入できる。

盗難だけでなく、通学などで毎日自転車を利用する人は傷害保険もしっかりチェックしておきたい。

私は近くて便利なイオンで購入し、2年間の盗難保険、修理費50%オフ、点検整備無料のあんしんパック(2700円)に入っていた。

 

イオンの安心パック

 

ところが、残念ながら、今回盗まれた自転車は補償の2年間から数日経っていたので、結局買い直すことに。

盗難リスクが気になる人は、保険切れに注意して、再度入り直すことも検討してもいいかもね。

 

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