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タカラヅカ通いを夫や彼氏から反対される...
もしかして、彼氏や旦那から、タカラヅカ通いを止められていて、内緒にしているヅカファンも意外と多いかも。
1回の演目で2度、3度。オシを追って宝塚大劇場と東京宝塚劇場のかけもち。
こうくればお金はいくらあっても足りず、少しは僕のために使ってくれてもいいんじゃないかと不満いっぱい。
それなら、いっそ彼らをヅカファンにしてはどうだろう。
夫や彼氏は他の女性アイドルにはまり、お互い別々に自由に応援するというスタイルでも家庭は円満だろう。
だが、どうせなら一緒に応援した方がずっと楽しいし、経済的だ。
わたしの周りでは夫婦ともども観劇するというパターンが結構多い。実はわがやの夫もけっこう楽しみながら付き合ってくれるのだが、劇場での男性率は1割程度とごく少数派なのだ。
男役と娘役はあいまいだった?
今は、宝塚のメインは男役で、花形の男役を見て「キュンキュン」するのがお約束だ。
ところが、実は宝塚歌劇団の創設当時は、男役と娘役の役割はきちんと分けられてなく、どちらもこなすことが、ごく当たり前に行われていたらしい。そして、創成期にはアイドルや女優のように、娘役の方が圧倒的な人気を博していた時代もあるというのだ。
夫に聞いてみたところ、やはりというか男役にはあんまり注目していなかったもよう。では、どんなところが楽しいのかリサーチしてみた。
男性も楽しめるポイントはここ!
華やかなラインダンス
タカラジェンヌの入団後の初舞台は「ロケット」と呼ばれるラインダンス。
同期の40人が、足の高さ、首の向き、手の高さ、すべてが一糸乱れず、踊る様子は、フレッシュで、キュートで、ワクワクする。
初舞台の公演でロケットダンスを披露した後は、それぞれの組に配属されて、新しい出発点に立つ。
家族や友達は、ドキドキしながら、あるいは涙を流しながら、この舞台を見ているはずだ。そんな気持ちを共有し、さっそくお気に入りのジェンヌを見つけるのも楽しみの1つ。
ラインダンス中、「やっ」と一斉に言う掛け声が可愛いよね。
麗しの娘役
男役のそばに寄り添う麗しの娘役は、可憐で清楚で美しいことが必須条件だから、最高の女性の色気や愛らしさを見せてくれる。男性が魅せられるのは当然だろう。
黒木瞳、檀れい、純名りさ等々・・・、宝塚を退団した後も際立った美しさで活躍している。ミュージカルなどの舞台の世界で歌唱力を誇っている元娘役も多い。娘役がいるからこそ男役が光り輝く。
退団後も、テレビで息長く女優として活躍する娘役も多く、ファンとして嬉しい。
豪華絢爛な舞台衣装
ジェンヌがショーで登場するときに背負っているのが、「背負い(せおい)羽根」という羽根で、トップになるほど、大きく重くなっていく。
トップスターが背負う羽根は、フワフワした部分はダチョウの羽(オーストリッチ)で、細くてぴんとした部分は雉(キジ)の羽根でできている。重さは20キロを超えることもあるそう。
娘役トップ、男役2番手、そしてトップスターが、このものすごい羽根を背負って降りてくるシーンを初めて見るとき、男女問わずきっと今までにない衝撃を受けるはずだ。
少なくともわたしはこの場面が一番好き。今日はどんな羽根かしらと期待しつつ待つ楽しみを一緒に味わってもらえたらな。
他にもイロイロ
● トイレ-幕間には長々と伸びるトイレの列。男性はほぼ待たずに入れて時間節約。
● ジェンヌも注目-男性客が少ないときは、ジェンヌも気になるという。通い続ければ顔も覚えてもらえるかも。
男性いないよな・・・と尻込みしている男子も、是非劇場に足を運んでほしい。決して多くはないけど、一人観劇男子もたいてい見かける。
ほとんどの観劇男子は美意識が高そうでイケメン率が高い(ダンスのインストラクターなどが多いのだろうか)。
これからも長く付き合ってほしいのだ~。