おかんおかん

10年以上乗り続けた車をついに買い換えちゃった。

おとんもわたしも嬉しくて、週末はいつもドライブ。

「面白いほどよく分かる」物理と化学

車を選ぶとき、気になるのが「色」

一言で「青」といっても、漆黒に近い深い藍色もあれば、青空のような淡いブルーもある。ほんのちょっとの違いで雰囲気が一変。

一方、おとん、は男性なので、よくありがちだが、コーナリングの「走り」や、サスペンションの硬さが気になるらしい。

ともあれ、二人とも某ブランドの某モデルが好みに合って、すんなりと決まった。

でも、

「車の色ってなぜこんなにキレイなんだろう」。

これに答えてくれているのが、大好きな「面白いほどよく分かるシリーズ」。

この「化学」編では「車の塗装はなぜきれいか?」という章で、電着塗装について詳しく説明している。

車には、「下塗り」に電着塗装という方法が使用されている。

電着塗装とは--電極と被塗物にそれぞれ違う極性の印加電圧を負荷して、その間に塗料を満たした状態で直流電流を流し塗装する方法。

一般的に、アニオン電着塗料とカチオン電着塗料の2種類がある。

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現在の防食を目的とした電着塗料のほとんどは、カチオン電着塗料に置き換わっているが、アルミサッシや家電製品にはアニオン電着塗料が使用されている。

電着塗装
電着塗装

車の塗装は「下塗り→中塗り→上塗り」と、その上のクリア塗装でできている。

この電着塗装の下塗りが、車のサビ防止のキモであり、ムラがを防ぐ。

ムラができないから、粉を吹き付けて色を塗る「粉体塗装」で、あの車のキレイなな色が実現されるのだ。

当たり前のことだけど、化学も物理もわたしたちのすぐ身近にある。

化学や物理を勉強して、物の成り立ちを知っていれば、買い物をするときもさらに楽しくなる。

カチオンやアニオンと聞いて意欲がそがれるときも、「愛車のことを知りたい」と思えば化学も興味が沸く。

「話題のマイナスイオンの正体」

「二日酔いはなぜ起こる?」

「若くなるクスリの話」

などなど、タイトルを読むだけで好奇心が刺激される。楽しい!知りたい!と思った分野から勉強を進めていけばいいかもね。

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