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某所でお知り合いになった女性。

「ものすごく悩んでいたから電話で話聞いてもらったんだ」

という。普通で言えば、相手は友達かな?彼氏かな?と思うけど、見知らぬ人らしい。愚痴聞き/お悩み相談ビジネスは、ココナラみたいな場所でもけっこう人気が高い。

彼女の言うには、1分100円、6000円とのこと。(もちろん価格はピンキリ)

 

 

 

海外ドラマを見ていると、しょっちゅう出てくるのがお抱えの精神科医(精神分析医)。セレブだけではなく、そこそこ普通の会社員でも定期また不定期にアポイントを取ってお悩み相談している。これって一種のステイタスなのかな。

ともかく、壁にぶち当たってモンモンとしてるとき、長いすに寝っ転がったりして、心理分析してもらうのは憧れの一つ。無資格の素人に話を聞いてもらうよりは、お医者さんに分析してもらって、サクッとお薬でも出してもらう方が合理的で有効じゃないかなと思う。

でもきっとそんな簡単に割り切れるものじゃないんだよね。

パニック障害で初カウンセリング

数年前、いきなり心臓がバクバクし始めて、一切電車に乗れなくなった。ドクターショッピングしたあげく、最後は心療内科に通ってカウンセリングを受けることになった。まあパニック障害の典型的な「広場恐怖」(*)というやつである。ちなみに鬱症状やプライベートな悩みはなかったので、自分では原因がつかめず途方に暮れた。

そのときが初めての精神科医との出会い。

「これって何か役に立つの?」

と当時は思ったが、自分のカウンセリングへの立ち向かい方が間違っていたのだと気づく。今ならもっと真剣に取り組めたはず、サイトのネタ作りと人生勉強のためにも(笑)。

 

*パニック発作の反復とともに、患者は発作が起きた場合にその場から逃れられないと妄想するようになる。さらに不安が強まると、患者は家にこもりがちになったり、一人で外出できなくなることもある。このような症状を「広場恐怖(アゴラフォビア)」という。広場恐怖の進展とともに、患者の生活の障害は強まり、社会的役割を果たせなくなっていく。そして、この社会的機能障害やそれに伴う周囲との葛藤が、患者のストレスとなり、症状の慢性化を推進する。

 

そして、SSRIと呼ばれる一般的な薬をしばらく飲んだ。結果、特に効果が上がらず、そのうちに嫌になって、自己流の「認知行動療法」を始めた。各駅停車の電車しか乗れないのに、新幹線や、ついには飛行機に乗り込んで、はてにはぶっ倒れそうになるという荒療治。

そのときにいつもバッグに入れていたのがこの本。何十冊と読んだ「パニック障害」や「認知療法」関連の本の中で本当に自分の役に立ったと実感できた1冊。

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ただ、

「薬が合ってなかったんだよ、もっといい先生紹介したのに」

と今頃になって聞いたりする。え、無駄な苦しい努力続けてたのかも・・・。

今はほぼ寛解していて、MRI受けるときとか異常に緊張する程度。

ホストクラブとデート屋稼業

愚痴聞き屋にお金を払うなんてもったいない、そんなふうに最初は思った。これにお酒と色とを追加したのがホストクラブ。残念ながらホストクラブは未体験。

実は多くの商売って、淋しさを埋めるものなのかも。レストランもバーもスポーツクラブも習い事も、人とのつながりがほしいという気持ちが実はその根底にある。ホストクラブやキャバクラは、日頃隠そうとしているわれわれの心の中の願望を引き出し、最大化させるプロたちの集まりだから、たぶん思っているよりももっと簡単にはまってしまうだろう。

「くうねるところすむところ」がドラマ化されて、のってる感のある平 安寿子さん。彼女の「パートタイム・パートナー」では、夜の街ではなく、お花見や、遊園地や、元カレの結婚式や、いろんな場所に28歳イケメンの晶生くんがエスコートしてくれる。

小説の中の、あえて「エロ」必要ないわという女性の気持ちも、「エロ」なしじゃ意味ないじゃんという女性の気持ちも分かる。

 

 

「話し相手が欲しいとき、ひとりぼっちでいたくない、あなたに。パートタイム・パートナーは、お望みのときに、ビッグスマイルをお届けします」就職しても長続きしない進藤晶生。女の子の相手をするのだけは得意技。先輩に勧められ、デート屋を開業してはみたものの……。

基本拘束梁:2時間1万円、1時間円超毎に5000円追加
車使用の場合は5000円
長距離の交通費、各種施設利用料、飲食代金:お客様負担

そこそこリッチなご飯を食べても半日3,4万円でまかなえる。カフェや公園でデートくらいなら2万円もあれば十分そう。ちょうどいい値段設定だ。

 

愚痴聞き屋で悩みを聞いてもらいたい、

晶生くんに優しくしてもらいたい、

イケメンホストとドンペリで乾杯したい、

専門家に自分の心理を分析してもらいたい、

 

どれもお金がかかるんだけどね。どれを選ぼうか。

 

結婚した理由の1つ。いつも隣で愚痴聞き屋になってくれる人だから。

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