「おっさんずラブ」だけじゃない!

おかんおかん

「おっさんずラブ」から人気に火が付いた感のある林遣都。

芸歴、結構長いんだよね。わたしは意外と前から目をつけてた(笑)。

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林遣都が出演の「おっさんずラブ」2016年版も、出演していない2018年版もAmazonプライム会員特典で視聴可。

出身は滋賀県なので同じ関西人としても応援。滋賀県民らしく?謙虚で穏やかな人柄も魅力の一つかも。

デビューのきっかけは、渋谷に修学旅行に行った時のスカウト。中学生のときから目立っていたようだ。

今回は、デビューに近いころから、次第にルックスも演技も磨かれていく様子を知っていただきたいということで、Amazonプライムビデオで見られる中から特におススメの林遣都出演作を選んでみた。

この3作品は映画としても秀作だが、原作が素晴らしい。偶然ながらどの作家も女性で、わたしの大好きな作家でもある。映画がお気に召したら、ぜひ原作も読んでいただきたい。

「ダイブ!!」ーまだあどけない初々しさ

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坂井知季(林遣都)は平凡な中学生。元オリンピック選手の両親を持つエリートの富士谷要一(池松壮亮)の飛び込みに魅せられて同じダイビングクラブに通うようになる。

しかし、クラブは赤字経営で存続の危機。そこへアメリカ帰りのコーチ麻木夏陽子(瀬戸朝香)がやってくる。クラブを守るために来た夏陽子が告げる存続の条件は、クラブからオリンピック選手を出すこと。

夏陽子が津軽から野生児のようなダイバー沖津飛沫(溝端淳平)を連れてくる。飛沫にライバル心を燃やす要一。知季も夏陽子から才能を見出されトレーニングに打ち込んでいく。

この飛び込みにかけた3人の葛藤と挫折を描いた作品。

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飛び込み競技を題材にした珍しいスポコン物。飛び込みというややマイナーなスポーツのことが分かり、飽きずに最後まで楽しめる。

林遣都がまだ高校生の頃だろうか。あどけない笑顔が実に初々しい。書き込んだ原作もとても面白いのだが、肉体美の「映像」によってその魅力が何倍にもふくれあがっている。

林遣都ファンだけでなく、池松壮亮と溝端淳平ファンにとっても必見の映画だろう。三人三様の魅力が生きている。特に、池松壮亮の繊細な演技は、若手の演技派として成長していく芽がこのとき既にしっかりと感じられた。

「風が強く吹いている」ー美しい走りっぷり

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目指せ、箱根駅伝!限りなくゼロに近い可能性に挑んだ、寄せ集め10人の奇跡-致命的なケガでエリートランナーの道が閉ざされたハイジと、ある事件から走る場を失った天才走者カケル。

二人が出会い、寛政大学陸上部の仲間8人と「箱根駅伝」を目指すことに。

ところがこの競技部とは名ばかりで、8人は陸上からほど遠いうえに、漫画オタクや25歳の留年生、アフリカから来た留学生など、ユニークなキャラクターぞろいだった。

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箱根駅伝はもちろん歴史ある大会だが、この映画ができた2009年当時は、今の箱根駅伝とは少し趣が違っていたように思う。その後、原晋監督が「青学旋風」を巻き起こし、スパルタチックな悲壮感は薄らいでいった。走る楽しさを再認識する作品だと言える。

まさにタイトル通り「強く吹いている風」の疾走感とさわやかさだけに加えて、関東学連などの協力のもとで撮影されただけあり、本物の陸上競技を見ているような臨場感も味わえる。林遣都の走りっぷりも美しい。

何より主演の小出恵介の演技がすばらしい。キャリアが中断してしまったのはもったいないかぎり。

「しゃぼん玉」-イケメンを超えたね

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親の愛情を知らずに育ち、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人(林遣都)。

人を刺し、逃亡途中に迷い込んだ宮崎県の山深い椎葉村でけがをした老婆スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで彼女の家に寝泊まりするようになった。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。

そして10年ぶりに村に帰ってきた美智(藤井美菜)との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。

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最初に一言。市原悦子という偉大な女優が亡くなってしまったことが本当に残念。彼女以外にこの役を演じられる人はそうそういないかも。

純粋な推理小説以外の乃南アサのお話も好きだ。犯罪を犯した人の「改心」ストーリーは、いろいろな小説や映画でも数多く描かれており、お涙ちょうだいになりがちなのだけど、やはり彼女が書くと一味違う。人が生きていくために本当に大切なことが、説教臭くもなく、重苦しくもなく、優しく伝わってくる。

そして、作品の舞台となる椎葉村の風景がまた、まるでイメージビデオのように美しく、その景色の中に自分がたたずんでいるような錯覚に陥る。一昔前までは、こんな光景が日本の各所にあって、このような暮らしを続けていたのだ。

椎葉村とはーー

椎葉村は宮崎県の北西、九州中央山地に位置し、人口 は3,130人、 537.35㎢という広大な面積を有し、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。

四季の移ろいの中で見せる様々な自然の美しさや人々の営みは日本の原風景が感じられます。

椎葉村では古くから、農作業をお互いで助け合う「かてーり」という相互扶助の精神があり、こうした絆が田畑や森林、文化を守っている礎となっています。

林遣都のファンの方々はもちろん、ファン以外の方々も、きっと彼の演技に心打たれるはずだ。わたしも今までの彼の印象が大きくくつがえされた。

林遣都おそるべし、単なるイケメンじゃなかった。

おかんおかん

どれも、観て良し、読んで良しの作品。

週末のお供にぜひ。

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