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「どんでん返し」って?

おかんおかん

ミステリにも色々あるけど、「どんでん返し」の面白さは格別。

小説も映画もどんでん返しものは大好き!

ちなみに、「どんでん返し」とはー

大方の読者や視聴者の予想を大きく裏切ったり、一旦終結したかに見えたストーリーを大きく覆したりするような結末が用意されているものが典型である。

芝居を途切れさせることなく大規模な舞台転換を短時間で行う歌舞伎のどんでん返しから転じて名付けられた。どんでん返しはエンディングに限らず、次々に事態が変遷し、推測、推理が何度も覆されていく様態を意味する場合もある(Wikipediaより)

「どんでん返し」が魅力の映画は、あげれば切りがないほど。

どんでん返しと言うならば、ホラー映画が大好物の私としては、やはり「SAW(ソウ)」くらいの衝撃が欲しいものだ。

ソウ (字幕版)

でも、今回は、Amazonプライム会員なら無料で見られる映画の中から、それぞれ雰囲気の違うおススメ「どんでん返し」映画を選んでみた。

殿堂入りの「ユージュアルサスペクツ」(字幕/吹替)

どんでん度★★★★★(星5つ)

ユージュアル・サスペクツ(吹替版)

銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者(これがタイトルの指す“常連の容疑者”)を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリー。

言うまでもなく、どんでん返しの殿堂入りの傑作。

1995年公開というクラシックな映画で、画像もちょっと暗め。それでもその面白さは全く色あせないのがすごい。続・ユージュアルサスペクツのような映画がその後、なかなか現れない。一方の「SAW」は「SAW2」以降が完全なる駄作になったのが悲しい(笑)。

何を語ってもネタバレになりそうなので感想が書けないのが辛いところ。未見の方は、何かの拍子に話題になることもあるかと思うので、これをきっかけに是非ご覧になっていただきたい。ちなみに、初めて見る方は、このAmazonプライムビデオをはじめ、様々な映画サイトのレビューを先に読まないことをおススメする。

1回目でだまされて、2回目でじっくりと潜まれた伏線を確認していく-多分そんな見方になるかな。

スペインの良ミステリ「ロストボディ」(字幕/吹替)

どんでん度★★★★(星4つ)

ロスト・ボディ(吹替版)

ある晩、死体安置所の警備員がトラックに衝突して病院に運ばれる。彼は逃走中でパニック状態であった。その頃、安置所からは資産家のマイカという女性の死体が消えていた。

警部のハイメは、マイカの夫アレックスを呼び出し、尋問を始める。やがて、アレックスには愛人がいたことが分かり、愛人との結婚と資産相続のためにマイカを殺したのではないかと疑われていく。だが、マイカは既に夫の浮気を知っており、裏をかこうとしていたかのような節が・・・。

「ロスト・ボディ」は2012年公開のスペインのサスペンス映画。日本ではなぜか劇場未公開で(実にもったいない!)、その後はWOWOW等で放送されている。そのため、未見の方も多いと思う。ロスト・ボディ=消えた死体って何のひねりもないタイトルがいい。

最初は、ありがちな設定かな?とオチが見えてきたように思う。確かに、金持ちの年上妻、若く美しい愛人、死体安置所から死体が消える、というやや陳腐な設定だ。その後の話の展開もほぼ想像通りに進んでいくのだけれど・・・。

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最後は、私と同じようにキレイにだまされていただきたい。脚本家の大勝利の映画だ。

痛快なラスト「女神の見えざる手」(字幕/吹替)

どんでん度★★★★(星4つ)

女神の見えざる手(吹替版)

大手ロビー会社で辣腕をふるうエリザベスは、銃擁護派団体から仕事を依頼される。女性の銃保持を認めるロビー活動で、新たな銃規制法案を廃案に持ち込んでくれというのだ。信念に反する仕事は出来ないと、エリザベスは部下を引き連れ、銃規制派のシュミットの小さなロビー会社に移籍。

奇策ともいえる戦略によって、形成を有利に変えていく。だが、巨大な権力を持つ敵陣営も負けてはいない。そんな中エリザベスの過去のスキャンダルが暴かれ、スタッフに命の危険が迫るなど、事態は予測できない方向へ進んでいく…。(Amazon co.jpより)

こちらは上の2作と異なり、米国の銃規制法案をめぐるロビイストたちの争いを描いたいわゆる経済映画。でも同様に脚本が巧妙に練り上げられていて、「そうきたか!」とラストで痛快に裏切られる。日本ではロビー活動がそれほど活発ではないのでピンと来ないかもしれないが、それを差し置いても十分に楽しめることは間違いない。

こうした強くてカッコイイ女性を演じさせれば、ピカ一のジェシカ・チャスティン。「モリーズゲーム」も◎。

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トンネルの奥は?「エンド・オブ・トンネル」(字幕/吹替)

どんでん度★★★(星3つ)

エンド・オブ・トンネル(吹替版)

事故で妻と娘を失い、車椅子生活となったホアキン。自宅に引きこもり孤独に暮らしていたが、徐々に金も底をつき、家の2階を貸し出すことに。

そうして住み始めたのは、ストリッパーのベルタとその娘。2人に妻子の姿を重ねたホアキンは、徐々に明るさを取り戻してゆくが、ある日地下室で奇妙な音を耳にする。それは地下にトンネルを掘り、そこから銀行に押し入ろうと企む犯罪者たちの声だった。(Amazon co. jpより)

最後に選んだのもスペイン映画。日本ではさほど話題にならなくても、欧州にはまだまだ知られていない面白い映画が多い。私が最近好きなのは北欧サスペンス。

この映画は、シアトル国際映画祭で、80カ国から出品の400作品の中から8万2千の観客投票の結果、最優秀作品賞と最優秀監督賞をダブル受賞している。

正直なところ、筋立てに少々無理があり、そこまでか?という気がしないでもないが、車椅子のヒーローと銀行強盗という組み合わせが新鮮だ。個人的には、男が飼っているワンコがやたら可愛いのがツボ。

まとめ

今回は、数ある「どんでん返し」ものの中から、勝手に評価してセレクト。

特に、Amazonプライムビデオで会員なら無料、しかも字幕/吹替どちらでも見られるものを選んだので、一人でも家族と一緒でも楽しめるはず。

おかんおかん

あなたはコロッとだまされるかな?

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