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時間が足りません!
48時間でも足りない、一日50時間ほしいわ!
としょっちゅう叫んでいる。
仕事もきちんとこなしたい。本業以外の勉強もしたい。自分の趣味も楽しみたい。ワンコと散歩もしたいし、家族との時間も大切にしたい。
アラフィフだから残された時間にも限りがあるので少々焦り気味だ。
この記事でも書いたが、翻訳業の他にリスク分散のためにも、アンテナはいろいろな方向に向けておくべきだ。そのための情報収集の時間を作り出す策をいろいろと模索している。
マルチタスクを進めよう
実はマルチタスクはシングルタスクよりも非効率だ、
1つづつ事を進めていくことが実は一番効率的で効果的。
そういう意見の方が最近は主流みたい。
でも、そもそも昔から「ながら派」で飽きっぽい私はマルチタスクにどうしても心惹かれるのだ。
マルチディスプレイを利用する
以前にもお伝えしたことがあるかと思うが、今はトリプルディスプレイ。正直なところトリプルでも足りなくて、もう1個増やしたい。
別にマルチモニターでなくても、超大型モニターという選択肢もあり。
<デフォルトで開いているページ>
- 中央
仕事のエディタ画面(多くの場合、CATツールのため、日英対訳画面となっている)と「串刺し辞書」2種。 - 左
「メール」と、原稿の「参考資料」 - 右
「別の勉強用の資料」(映像&音声)と、調査用の検索画面
このように使用している。少し前までは左画面の片隅に株式チャートを表示させていたのだけれど、精神的にあまり良くないので短期の株取引は中止。
集中力が続かないので、午前と午後で英訳と和訳をチェンジしたり、複数の仕事を並行して進めたりしている。
これは、同業者からも「ありえない」と反論されるが、時間をおくと、新たな視点から原稿に向かえるという利点がある。さっきまで悩んでいた問題の答えや、なかなか思いつかなかった文章がすんなりと浮かんでくることがある。
情報を聞き流す
一番注目してほしいのは、上で挙げた右画面の「別の勉強用の資料(映像&音声)」だ。
とっくにやっている人は多いと思う。最近のITの進化で最も嬉しいことの1つが、いろいろな情報や教育が映像音声化されつつあることだ。昔は地方に住むことが遅れをとることだったが、今では学校の授業や各種講座などのいろいろな学びの場のオンライン化が進んできた。
語学に関係する勉強はもとより、趣味やビジネスのヒントをもらったり、雑学の知識幅を広げたりするために、気になる動画チャンネルをいくつか登録している(翻訳の仕事は、分野に限定されず、浅く広い知識が役立つことも多い)。最近では、書籍に匹敵するほどの良質のコンテンツが詰まった動画が配信されている。
今なら、「Amazon audible」もおススメだ(月額1500円)。40万以上の豊富なラインナップから「聴く読書」ができる。
このように、本を読む時間をYou tubeやaudibleで稼ぎだすことができる。英会話の聞き流し教材は今も人気だが、英会話の聞き流しも有効。
「聖徳太子じゃあるまいし、そんなにイロイロ流れてくると困るわ」
と思うだろう。
ただ、全国の人々の中で、多くのことを並行してこなすことができる最もマルチタスクに優れた人は、一流企業のサラリーマンや大会社の社長などではなく「子供を持つ専業主婦」だと言われる。
彼女たちは、お弁当を作りながら、洗濯や掃除をすませ、だんなさんと雑談をしつつ、メイクや身だしなみを整え、子供たちと話をする。そんな主婦に比べれば、仕事と勉強を併用することはちゃちな習慣と言えるのではなかろうか。
脳が何かに注目(注意)するとき
脳はすべての感覚入力を等しく処理しているわけではなく、その一部だけを優先的に処理して外界の認知や行動の制御に用いている。
このように感覚入力を選択し、処理を促進させる神経機構を注意(attention)という。
注意は特定の感覚種(modality)や属性(attribute)に受動的、能動的に向けられる。例えば、オーケストラの特定の楽器の音色にだけ注意を向けることができるし、文字列の中から数字だけを選び出すことができる。
また、視野内に不意に現れたボールに反射的に注意が向けられることもある。
たとえば、屋外の「青い空」、「外で車が走る音」、「近所で子供たちがはしゃぐ声」、「湿った風の臭い」、室内の「テレビから流れてくる音楽」、「家族のおしゃべり」、そうした外的な刺激だけでなくて、心にとどまった悩みや、夫に言われたこと、などなどの雑念。
脳というものは、そんな雑多な物事にすべて集中しているわけではなく、次々と生まれては消えていくものの中から自動的に、何かにスポットを当てて集中するとともに、何かを無意識に捨てている。
主婦もすべてに注力しているのではなく、ある作業は無意識に、ある作業は意識的に注意をふりわけているはずだ。カメラをのぞきこんで、一点にフォーカスがあてられているとき、他の部分はボケている。でも、ぼんやりとした部分も潜在意識下にとどまるのではないだろうか。
付箋を活用する
「ん?これは」と思う情報や言葉にフォーカスがかかることがある。私が多用しているのは付箋で、浮かんだ言葉やアイデアをすぐに書き留めておく。
付箋の魅力はそのアナログさだ。アプリを立ち上げなくてもよく、他の機能がないシンプルなところがいい。ばんばん書いてばんばん捨てる。あんまり文房具にこだわりがないので百均で買い込んでいる。
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どこでもオン!
持っているのはノートパソコン(大小)、Ipad、Iphone。
ノートやタブレットなどは家のいろんなところに置いておき、気分次第で立ち上げる。ブログはリビングでテレビを見たり、お酒を飲んだりしながら書くことが多い。
Ipad/iphoneは外出時のメモと写真撮影に使用している。
SNSを遮断する
最後に一つ。情報をどんどん入れる一方で、遮断しておきたい情報もある。
仕事部屋でパソコンに向かっているときは、できる限りスマホをいじらず、スマホのアプリ機能も使用しない。
友人からのお誘いなどの個人的なメールやLINEは時間を決めておいてその時にチェックする。
スマホは本当に便利で、あの小さな箱1つでいろいろなことができるが、その一方で自分が選ばない情報に注意がとられてしまい無駄な時間を費やしがちだ。特にSNSの使用は意識して控えている。SNSのビジネスの活用は、インフルエンサーなどのある一定の人々にとっては有効であろうが、自分には必要でないと感じている。どちらかと言えば害の方が多い(交流手段として楽しく使っている人々を否定するものではない)。
一例として参考にしていただけただろうか?
今日も今日とて時間が足りない!