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歯を失う原因は歯周病が多い
おかんみなさんはご存じだろうか。
歯を失う原因の１位は、「虫歯」と「歯周病」が争っているね。
歯に関するグッズを集めるのが好き。というか、気になるものがあればつい買ってしまう。
それはあるとき、
「歯周病、進行してますね」
と歯医者で宣告されたせい。
歯周病は虫歯と違って自覚症状がないから、ひたひたと進行する。
放っておくと歯が抜け落ちてしまうことも。以来、深くなってしまった歯周ポケットを何とか回復させるために努力している。ちなみに、歯周病にかかっている人の割合は、25歳～34歳で75%、35歳～64歳で80%という。
歯医者が言うには、必ずしも年齢のせいではなく、「年齢に関係なく、若い方でもひどい症状の人多い」らしい。20代、30代でも、ポケットが7mm以上ある重度の歯周病患者がいる。
歯磨きしていて、「出血した」、「むずむずする」なんてことがあれば、歯周病は始まっている可能性が高い。
歯周病の原因
ちゃんと毎朝毎晩磨いていても、歯周病にかかる原因がある。
１．歯ぎしりや噛み合わせ
歯ぎしりを繰り返していると、歯が揺れて歯周病が悪化する。歯のかみ合わせが悪いときも、歯周病が急速に進行する。
２．喫煙
喫煙は血管を収縮させて、血行を悪くする。血液は細菌を追い出す白血球を含んでいるので、血行が悪くなると、免疫力が落ちて、治りにくくなる。
また、喫煙はビタミンCを破壊するので、歯周組織をもろくする。ヤニと歯周病の臭いのダブルは悲惨。
３．全身の病気
糖尿病、血液障害、免疫異常などの病気も、抵抗力を低下させ、歯周病に影響する。
４．女性由来
女性ホルモンが多量に分泌される思春期、開経前、妊娠中は、歯周炎を生じ易くなる。妊婦に歯のトラブルが多いのもこのせい。
更年期（閉経前後）も身体に変調を来す危険な時期。更年期や骨粗鬆症の治療に使うエストロゲンも、歯周病に影響を与える。
５．その他
心身のストレス、年齢、疲れなどによる抵抗力の低下が影響する。
歯並びの悪さ、口呼吸などによる口の中の乾燥のため、唾液による洗浄作用が低下する。
このように、歯周病には本当にいろんな要素が関わってくるのだ。歯のトラブルって本当に辛い。
虫歯も怖いけど、進行するまで気づきにくい歯周病は、もっと怖い。
歯周ポケットクリーナー｢デントール｣
上にも書いたように、デンタルケア商品マニアだけど、その中でも最大なのはこちら。でかっ！
｢デントール｣とは、内部のピストンブラシが、水流と一緒に振動する電動歯ブラシのこと。
ブラシの束が振動して、常に新しい水を補充し洗浄しながら歯を磨く。
通常の歯ブラシや電動歯ブラシでは届かない、歯周ポケットの奥までブラッシングするのが特徴。
デントールの仕組み
- ノズル先端の孔から、パルス水流とともにブラシが飛び出す。
- 水流がポケットを洗浄するとともにブラシの洗浄・冷却・潤滑を行う。
- ブラシの毛先が、ポケット内の歯垢を落とす。
- ブラシの先端がポケットの億の歯槽骨を刺激し、血行を促進する。
デントールとデントレックス
＊ご注意
ネット等で探していると「デントール」と「デントレックス」という商品名が出てくる。
簡単に言うと、デントールはピストン型のブラシが付属品としてついており、デントレックスはピストン型ブラシが付属でついていない。
デントレックスを持っている人は、デントールブラシを購入すればよい。分かりにくいが、本体は同じ。
ブラシ自体は1ヶ月くらい使える（1本1000円ほどになるので歯ブラシとしては高価格）。4本だと1年くらいはもつかも。新規購入時に間違わないように！
感想と口コミ
おかん最初に使ったときは、歯茎が弱ってたのか、『痛っ！』と激痛。
水圧はゆっくりめからスタートした方がいいかも。
しっかり磨いていたはずなのに、食べ物のカスが出てきて驚いた。
その後、数日間は出血が続いたけど、そのうちに歯肉がしっかりしてきたのか、気持ちよく感じるようになった。
終わった後は口の中がスッキリ。
ネット上での口コミも紹介。
先日歯科医に歯石を取ってもらいに行ったところ、「奥歯に歯周ポケットがあり、先の小さなブラシでも届かない所なので、腫れてくるようだったら抜歯も考え てくれ」と言われ、他社製品の評価を見比べてこちらの製品を購入しました。
歯周ポケットがある、と言われた辺りが、今まで何となくむずがゆかったのだが、一発で歯周ポケットまで強烈に水が届いているのを実感しました。
まだ一日しか使用していないが、かなり口の中がすっきりしてきました。
歯周病で抜くかどうか状態監視中の歯があり、ネットで検索した所この製品を見つけました。
良い評価が多いので試しに購入してみました。
3食後と寝る前本品を使用したのですが、2～3日で歯茎の腫れが引き時々歯茎に出来ていた膿の袋も出来なくなりました。使い始めて10日位ですがぐらぐらしていた歯が安定して来た様に思います。
デントールの類似製品はパナソニックなどからも販売されている。
デントールのデメリット
１． サイズ
ご覧のようにともかくデカい。
お世辞にもおしゃれとはいえないデザインなので、水回りの見た目を重視する方は気になるだろう。
私は洗面所の下の棚に収納しているけど、出し入れが面倒で使わなくなる人も多そう。
そんなときは、パワーは多少落ちる気がするが、パナソニックの携帯型も試していただきたい。
２．音
思ったよりも大きな音が響く。
隣の住民に迷惑をかけるほどではないが、就寝中の家族は、神経質なら気がつくレベル。
３．飛び散り
水が洗面所に飛び散って、始末が面倒。水なので拭き取ってしまえばOK。
このようなデメリットもあるけど、「歯周病」だけでなく「口臭」にも対処でき、付属の付け替えノズルで家族で共有できるのは大きなメリット。
わたしは使い始めてから、歯周ポケットが２～３ｍｍで安定中。歯茎に心配のある方は試してみて。
