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健康保険料が高すぎる!

 

おかんおかん

毎年、請求されるたびに高っ!と思わず口走ってた。

国民健康保険料ってなぜこんなに高いの!

 

厚生労働省は、自営業者らが加入する国民健康保険の保険料について、2020年度から年間の上限額を引き上げる方針を固めた。

一緒に徴収する介護保険料も引き上げ、全体で現在の96万円から最大4万円程度アップする案を軸に調整する。医療費の膨張に対応するためで、年収1000万円以上の加入者を中心に負担を増やしつつ、中所得層の保険料の伸びを抑制する考えだ。

現在は医療分で年80万円、介護保険料は16万円が限度額となっており、年収が約1100万円で上限に達する。「時事ドットコム」より

 

総所得に占める健康保険料の割合はかなり高く、前年度600万円の総所得の場合でも介護保険料含め70万円程度に達する。専業のフリーランス翻訳者では、この辺りの所得層も多いかと思うが、けっこうイタイ出費だ。

 

*私はこの健康保険料の高さも一つの後押しとなって法人成りしたため、現在は社会保険(健康保険・厚生年金)に移行している。

 

自営業の場合、所得全体が国民健康保険料の決定要因となるため、所得の上昇につれて国民健康保険料も上昇するが、役員の社会保険料は役員報酬が決定要因となり、会社の収益とは関係がない。そのため、会社であれば役員報酬の調整で社会保険料の金額が調整可能だ。

 

したがって、今はそこまで高い保険料を払わずに済んでいる。

 

保険料が安くなるかもしれないコチラ↓もご参考に。

 

翻訳者は文化人?-「大阪文化芸能国民健康保険」を賢く利用して健康保険料を節約しよう

 

しかしながら、いずれにせよ、元気満々ではなく、健康保険料は「安心料」みたいなものだと割り切って払うしかない。お疲れ世代のアラフィフは、無理するとすぐに使い物にならないくらい疲れ切ってしまう一方で、病院に行くほどの大病ではないために、日々の忙しさにかまけて、つい病院に行くことが後回しになってしまう世代だろう。

 

だが、この保険料の少しは元を取るために、予防のための検診を受けよう。

 

「健康診断を受けているか」、「タバコを吸っているか」、「生活習慣病にかかっていないか」など、きちんと健康づくりに気をつけているかどうかで保険料を増減させるという政府案も出ているらしい。

 

個人の保険料増減の目安となる指標としては、メタボリックシンドローム(腹部肥満)検診などの特定健診を受けているか▽健保や自治体が手がける健康づくり(運動プログラム)に参加したか−−などを想定している。今の保険料は所得に応じて決めており、新たな基準で徴収額を決めるには法改正が必要となる。
出典:毎日新聞「成長戦略:健康予防で保険料を増減 政府検討」

 

このような案が実現されるかどうかは不明だが、高齢化と共に財源もますます減ることが予想される。

フリーランスこそ検診が必要だ

フリーランスの一番キツイのは自分の代わりがいないこと。翻訳者に限らず、個人事業主なら、風邪や不調などのために納期に追い込まれた経験は、少なくとも1度や2度は絶対にあるだろう。だからといって、やすやすと仕事に穴はあけられない。

 

フリーランスとして長く生き抜くコツは、「実力」と「運」。そして、それと同じくらい、いやそれ以上に大事なのは「心身の健康」だろう。

 

安定したクオリティの商品を提供するには、安定した身体の状態と、安定した心の持ちようが必要だ。身体の痛みや、個人的な悩みに惑わされていると仕事どころではなくなり、仕事の効率があっという間に低下する。同じ目的に向かって協力し合う仲間がすぐそばにいない、あるいは少ないことがさらに状況を悪化させる。

 

仕事は幸せになるための手段なのに、仕事に追われて心身を疲れさせてしまうのは本末転倒。

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そこで、フリーランスがお手頃に健康診断を受けられる方法をまとめてみた。

地方自治体の健康診断

日本全国の地方自治体では、「国民健康保険」の加入者に対して、無料または安価で健康診断を行っている。自治体ごとに条件や詳細は異なっているので、自分の住んでいる市町村のHP を確認していただきたい。ただいずれも気軽に受診できる金額である。

検診項目も会社員が受ける項目とそん色なく、足りないと思う項目もオプションとして追加できる場合が大半である。

ここでは参考のため、様々な市の検診を紹介しよう。

特定検診

特定健診は、全国の市町村で導入された主にメタボリックシンドロームに関する健康診査で、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病を予防することを目的としている。

国民健康保険加入の40歳から74歳までの方(年1回):無料

 

 

メタボ以外も全般的にもう少し詳しく調べてもらいたい方のために、特定検診にプラスされる「1日人間ドック」も用意されている。

<大阪市の例>

30~39歳の方 :15,000円
40~74歳の方(平成28年度中に40歳になる方を含む) :11,000円
昭和46年生まれの方  :無料

 

がん検診と、女性に欠かせない婦人科検診も追加しよう。

<豊中市の例>

  • 大腸がん検診(40歳以上、1年に1回):300円
  • 胃がん検診(40歳以上、1年に1回)バリウム検査:800円
  • 乳がん検診(30歳以上、2年に1回、女性のみ)マンモグラフィ、視触診:500円
  • 子宮がん検診(20歳以上、2年に1回、女性のみ):細胞診600円、頸部+体部検診1,000円
  • 肺がん検診(40歳以上、1年に1回):無料
  • 前立腺がん検診(50歳以上、1年に1回、男性のみ):500円

 

わたしの住む市では40歳以上も、乳がん/子宮がん検診は2年に1回。

 

乳がんは40代に急激に増え、閉経した50代でも可能性はまだまだある。乳がんは早期発見ならば90%が治癒する。死亡者の3分の2は自己検診をしていたら救われたとのこと。できれば触診だけでなく、マンモグラフィも行っておきたい。

これでは足りないときは

「市町村の検診じゃ不安」、「がんのリスクを徹底的に調べたい」、「全身をチェックしたい」などの希望があるときは、医療機関ごとの人間ドックコースがおススメだ。探すときは人間ドックのここカラダなどのサイトが役立つ。

 

ただし、価格は通常5~10万円、2日間にわたって徹底的に調べるならば20万円ほどにもなる。プレミアムな医療施設で最先端の検査も受けてみたいけどさすがにちょっと腰が引ける。しかし、これも自分の住んでいる市町村のHPをチェックしてみると、人間ドックの助成金が出る場合が多い。ちなみにわが市では、

 

人間ドック 上限20,000円
脳ドック 上限20,000円

 

の助成金が支給される。人間ドックを検討している方は必ず調べておこう。

検診費用は経費になるの?

残念ながら、個人事業主では人間ドックは経費に算入できないが、法人の場合は人間ドック費用が福利厚生費として経費計上できる。

 

現在は、夫も私の会社の役員に名を連ねており、経理や福利厚生は彼が担当している。

 

おかんおかん

毎年、条件に合う人間ドックを探してくるのは彼の役目なのだ。

条件と予算に見合ったドックを探すのって結構大変。

 

コチラ↓の記事もご参考までに。

 

 

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