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今、翻訳の仕事から事業を拡大中。

とほぼ同時に、このサイトをオープンした。一見してお分かりのように、特別に翻訳者向けに宣伝してサイトしているわけではないけれど、翻訳関係者の方々からも多くのアクセスをいただくようになった。

ちなみに、このサイトは、別サイト、およびこれから作るサイトでのSEO対策に取り組むためのアンテナサイトや勉強台として使ったり、思ったことを自由に書いたりする場として使う予定。

(その後、いろんな変化もあって「50代以降の生き方」に焦点を当てることにした)。

翻訳者と「書く」仕事

さて、「翻訳」はもちろん難しいし、奥深い。

でも何かを土台にしてではなく、ゼロから文章、そして記事を作り出す。あるいは何かをテーマとして、読者のためになんらかのベネフィット(利益)をもたらす記事を書くということは本当に難しい。

読者にとって、「参考になった、情報を得た、面白かった、心を動かされた、さらには一歩進んで何らかの行動を起こさせた」、という以外の文章は基本的に無価値だ(個人の備忘録やコミュケーションツールとしてを除く)。

わたしは遠い昔、出版社で働いていたので、文章を書くことについては少しは人より経験を積んでいる。でも、文章はただ意味を伝えるだけでは決してお金にはならない。表現の上手い下手とは必ずしも関係しない。

「人に伝わり、人を動かす」言葉とは何だろうと試行錯誤し、人は小手先のテクニックでは動かないことを実感する。

読む相手のことを真剣に考えて、思いやりのある文章を書くことは、ひるがえって翻訳の仕事にも反映する。「じぶんよがりの発信になっていないか」とか「読む人に誤解や手間を与える書き方になっていないか」と考えることは「翻訳」そのものの作業だ。

また、翻訳の仕事を長年続けてきたおかげで、書くスピードだけはけっこう早い。

どんな業界であれ、プロの仕事で要求されるのは「正確性」と同じくらい「スピード」である。

一流と呼ばれる人の仕事ぶりを見て実感するところ。

 

前置きが長くなったが、今回はみなさんの興味のあるスクールについて書いてみよう。

 

教室

スクールを選ぶ前に

翻訳以外でも、今までも、今も、様々な講座やスクールに通った経験がある。成功もあれば失敗もあった。でも「お金をドブに捨てたわ!」と思うほどの大失敗は少ない。逆に大成功だと思ったことも少ない。ただ、失敗したときも、大きな成果を得られなかったときも、大半はスクールのせいではなく自分自身の問題だった。

この反省を元に、自分の学び方を今も考え続けている。スクールを選ぶ前に今一度、みなさんにも自問自答してもらうために、わたしなりの5ステップを提案する。その結果、スクール要らない、独学でできると考える人もいるかも。あるいは、翻訳スクール以外のスクール(学びの場)が自分には必要だと気づく人もいるかも。

1.「何をしたいのか」

まずは目的を明確にすること。

スクール(講座)に通うにはいろんな意味合いがある。

 

「これを生業にするんだ」と、強い意欲を持つ人も、

「同じ目標(趣味)を持つ人たちと出会いたい」と、人脈形成や交流を求める人も、

「○○が大好きだから、もっと深く学びたい」と、学びを求める人も。

 

大抵の場合は、それらが混じり合っているが、自分は何をそこでしたいのかをはっきり見極めるといい。「仕事」につなげたいのか、いわゆる「習い事/趣味」の一環であるのか、スクールに求めるものは人それぞれ違って構わないと思う。

わたしも「英会話」に、20代の頃けっこうなお金を費やした。冷静に考えると、ワインスクールと同じように、外人の先生と話して楽しかったし、友達も増えた、という習い事感覚だったと思う。

習い事としてはとても楽しかったので後悔はない。そもそも仕事につなげようと真剣に考えていなかった。英語を活かした仕事がしたい、と自分では思っていたし、実際に英語に関連のある仕事に就いたけれど、ラッキーパンチに近かったと自覚している。

同じ題材や同じ環境からでも、何かを得る人と得られない人は生まれてくる。自分には貪欲さが全く欠けていた。30代までの自分は、仕事に対する姿勢が完全に甘かった。今の20代、30代はそんな人はずいぶん減っているはず。

当たり前だが、まずは自分の目的・目標を数値化して明確化すること。

 

おかんおかん

みんなと楽しく勉強していて卒業したら、仕事が舞い込んできたわ~。

 

という甘いことは、フリーランスの場合ほぼない。普通はスクールの卒業はスタート地点に立ったくらいにすぎない。

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まわりは皆ライバルである。どう講師と仲間を活用するかを意識していないと、一歩抜き出せない。

 

 

2.以降は「生業にする=仕事として稼ぐ」ことを目的とした場合について。

 

2.「何が足りないのか」

次に、自分に何が足りないのかを考える。

すべてをこなせる能力を持ち合わせている人はいないので、部分的に足りない部分を採り入れていく選択もある。

スクール全体のカリキュラムで、自分が既に習得している部分が入っていれば、時間もコストも無駄になる。内容をちゃんと把握して、自分に今足りないところや、自分が今学びたいところを、レベルに合わせて集中的に教えてくれる講座を選びたい。

特にレベルには注意したい。自分よりも経験も知識も少ない人々よりも、自分が必死で勉強しなければついていけないレベルの人々の中に身を置く方が、成長スピードは増すことは間違いない。英会話でも無理矢理に最上級ディベートクラスに無理矢理入れてもらって、英語力がグンと上がった。

既にできることや分かっていること、独学でテキストを見れば勉強できることに投資するのはもったいない。書籍やネット上に有益な情報源は多数ある。たとえば入門書のようなものを50冊程度読めば、自分に何が足りないのか見えてくる。

首がイタい、と思うように常に少し上を向いていたい。

3.「はたして稼げるのか」

1.で「仕事として稼ぐ」ことを目的と考えたら、需要に関する市場調査を行う。

自分の好みや適性はあるとして、実現可能な収入レベルを調査する。そのスクールの卒業者の進路や動向は、分かる範囲でなるべく深く調べる。

最近ではSNSやブログも発達してきたので、意外と情報がとれる。そもそも、そのスキルに世間の需要があまりないのならば、仕事にするハードルがかなり高い。

偶然も左右したが、出版翻訳 → ビジネス翻訳 → 特許翻訳 → 特許翻訳+付随翻訳 へとメインをシフトさせたのもそのせい。

 

武井壮くんはこう言っている。

何億も稼ぐスター選手も、無償で鍛えるトップアスリートも同じだけ積み重ねてる。マイナーをメジャーにするのはただ一つ、多くの人に見てもらうこと。


武井氏の言うように、需要の規模はとても大事だ。多くの人から求められない限り、いくらレベルを高めることができても自己満足で終わってしまう。

自分の立ち位置を見極めることも大事。わたしの場合、英語レベルでは到底かなわないバイリンガルや、帰国子女などと争いやすい場所ではとても仕事を取ることができないだろう。

需要は少ないし、稼げる目当ても無いが、好きでたまらないから道を探求したいという生き方もありだが、趣味で終わってしまう可能性がある。

4.「誰から学ぶのか」

ものすごく大事だと思う。誤解を恐れずに言えば、その人のレベルと価値を明確に示す絶対的な指標は「収入」だろう。収入は、それだけの価値を人に与え、貢献した現れである。

月5万円しか稼ぐ力がない人が、50万円の稼ぎ方を知っていて、教えられるとは思わない。

月100万円を稼ぎたいと目標を設定すれば、月200万円を稼ぎ出す人から学びたい。そこに達した人しか見えない世界がきっとあるはずだと思うからだ。

翻訳の場合、副業として月10万、20万稼ぐことは、実はそこまでハードルが高くない。地道に正しい方法で勉強し、めげずに営業すれば近い将来に十分に達成可能である。

自分が経験していないことを教える講師からも学びたくはない。失敗と成功とを繰り返した中から生まれてくる偽物ではない知識を学びたい。

5.無料か高額か

1.~4.を考えて、わたしが仕事にしようと思ってスクールを選ぶ場合の候補は、情報収集の意味で「無料」に近い低額のものか、相対的に「高額」なものが対象になる高額なものだと失敗したらもちろんイタい。けれど、その中間くらいのお手頃価格のスクールにはあまり触手が動かない。その理由は2つ。

1つに、4.で選ぶような講師を選んだとすれば、手頃な価格はあり得ないと思う。講師が自分のテクニックを披露するのに、それなりの対価は必要だろうし、それなりの対価を求めないとすれば逆に不審である。

2つに、身銭を切らないと真剣になれない。人は必ず元を取ろうとする。同じ大量の資料があったとして、無料だった場合と、50万円だった場合とでは、取り組む姿勢が全く変わってくる。

最後に

それでオススメ翻訳スクールor講座はドコ?という声が聞こえてきた気が。

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その話はリアルにお会いできる場があれば。