Sponsored Links

頑張っても収入ゼロ・・・

学校やセミナーにも通って勉強した。

家でも独学で頑張ってる。

翻訳会社のトライアルもたくさん受けてみた。

なのに、依頼も来ないし、レートも上がらない、ぜんぜん収入が安定しない。

それにはいろんな理由があるだろうけど、もしかしたら市場が飽和しているのかもしれない。不合理なレートアップを狙っているのかもしれない。無駄とは決して言わないが、努力の方向を変えて、別の視点で考えたらどうだろう。

収入分散

翻訳者の仕事術-何よりもリスク分散を心がけていますで書いたように、「翻訳業」に固執する必要もない。リスクは分散させるに越したことはない。

 

副業のススメ

副業で始めちゃったら?

何度か書いたように、翻訳業は相対的に元手があまりかからないうえ、在庫を抱える必要もない、リスクの少ない商売である。私は翻訳の仕事を本業としているが、副業としてもお勧めしたい。

自分のことをちょっと語ると、結婚で仕事を辞め無職となった。新婚早々であったため、正社員を狙った就活にも本腰を入れられず、とりあえず週3日の特許事務所でのアルバイトについた。空いた4日間は学校に通ったり、独学したりしながら、講師の先生の紹介や、トライアルに受かった翻訳会社から少しずつお仕事を始め、ダブルワーク(二足のわらじ)生活に入った。出版社で正社員としてキャリアを積むのも悪くないが、今思うと、これがベストな道だった気がする。

バイト先では、特許庁サイト(日本/米国/欧州)の使い方や対訳検索の方法など、特許に関わる実務はもちろんのこと、マイクロソフトOFFICEの一歩進んだ使い方など、事務員としての必須のスキルも教えてもらえた。その事務所は、アルバイトには転勤族の奥様を雇う方針だったのか、大阪だけではなく様々な地方の出身者が入れ替わり入ってきて、海外赴任帰りの語学堪能系おくさまや、特許事務所を渡り歩いているスペシャリストおくさまたちに随分お世話になった。そこで特許事務の下働きをさせてもらって、家では翻訳の勉強をした。

既婚女性は、夫の転勤や、子供の問題などで転職/退職を余儀なくされることが多い。それはデメリットである一方で、比較的自由に働けるというメリットも含んでいる。女性が持つフレキシビリティは男性よりもずっと高い気がする。一つの業界(会社)にいたならば見えない世界がある。私は<翻訳>x<翻訳>に近い感じのダブルワークだったけれど、それ以外の拘束時間が短めのバイト/パートと「翻訳」との組み合わせの方が実はいいのかもという気もする。知識と人脈が拡がるチャンスでもあるし、外で働くことはなんだかんだ言って楽しい(フリーランスも別の意味で楽しいけど)。もしかしたら、翻訳よりも他の仕事が向いていることに気づくかもしれない。

また、安定したホワイト企業の正社員でのダブルワークも考えられるが、いろいろな制約があるし、時間や体力面でキツい。だが、まだ若く、しかも独身者であれば、体力にものを言わせて、フルタイム+副業翻訳ってかなりやり甲斐がある。同業者の勉強仲間の中には、大企業勤務の上に、翻訳で(おそらく)月数十万を継続的に稼ぎ出している人もいる。軌道に乗れば、比較的楽に定年までダブルワークを貫ける可能性もなくはない。

私の場合、会社勤めと自宅仕事-収入はさておき、気分転換という点ではこのときが最も充実したお仕事ライフだったのかもしれない。今でも週一バイトがあれば出かけてみたい。

~30万円コース(もちろんそれ以上も)

 

割のいい「内職」

家庭の事情でどうしても家を空けづらい、転勤などで長期間働けるかどうか分からない、などという場合もあろう。私の周りには割とこうしたママ翻訳者が多い。生業にしたいとか、法人化したいというのでなければ、受け持てる分量を自分できっちりと把握できさえすれば、地道に仕事をこなしていくうち信頼もつくし、エージェントとスケジュールを交渉できる。もちろん初心者でも簡単で楽に、なんてことはないが、経験上、寝る暇もなく作業に追いまくられるほどではない。半日や4,5時間くらいしか仕事の時間が取れないという翻訳者は珍しくはない。通勤時間ゼロ=無駄な時間ゼロと考えると、割のいい内職だ。

夏休みや、学年変わりの時期など、比較的長期間、受注量を減らすことも可能。医薬、特許、どの分野も、レートは低いが、短めの、だが、件数がたくさん発生する案件がある。大型案件が不安であれば、このような仕事を受注したらどうだろうか。そのうちに時間に余裕が出てくれば、さらに上位ランクの大型案件にトライすることもできよう。その基礎固めとして。

私の母親はものすごく手先が器用だったので、型紙からつくって洋服を縫ってくれた。これって絶対いい内職仕事にできたと思う。デジタル化された現代では内職の種類もぐっと増えた。磨いてきた自分のスキルを内職として活かせないか、今一度見極めたい。

~10万円コース(もちろんそれ以上も)

 

翻訳業とかけもつならば

クラウドワークスランサーズシュフティなどのクラウドソーシングが人気だ。こちらでも翻訳の仕事は常に募集がかかっている。決してレートは高くはないが、時給制や定期案件もある。

内容:がんと食事に関する研究報告書
分量:6万ワード強
レート:@6円/w(注:ここからCW手数料が差し引かれる形となります)
納期:3/16ごろまでに19,000wほど
5月初旬ごろまでに残り分

 

10230ワードの特許明細書 英日翻訳のチェック作業です。
案件はおむつや女性用衛生用品などに使用される吸収材の発明品です。
チェックは誤字、脱字、訳抜けを中心に行っていただきます。

 

実際には、このようなサイトで仕事を受注するというよりも、どのような会社が仕事を依頼し、どのような仕事が発生しているのかを見ていくと興味深い。たとえば、ブログやサイトの英訳の依頼が多いことに気づくと、どういった仕事に需要があり、ビジネスチャンスがあるのかが見える。買い物好きだった私は、若い頃にBUYMAがあったとしたら転売ビジネスにチャレンジしたと思う。

オリンピックを見据えた日本の観光サイトや、KPOPやJPOPなどの紹介サイトなど、自分が好きで強い分野が見つかれば、翻訳のかたわら、受注するのではなく自ら作製するという手もある。すぐに収入と直結するわけではないが、趣味の一環としてサイトを資産化するのもきっと楽しい。こういうサイトがあれば、自分絶対チェックするなぁ、すごくためになるよなぁと思えるようなブログ(サイト)。翻訳者のライティング&リサーチ能力を持ってすればお手の物だろう。

 

働き方は、この先ますます多様化していくと思われる。安定した太い柱を作れなかったとしても、2個、3個、4個と収入源を持っておくと安心。プラス10万円でも、はたまたたった1万円でも収入が入ってくれば、生活が潤う。美味しい食事を食べにいって、お芝居のチケットも追加で買えて、子供の習い事を一つ増やしてあげる。夢をひたすら追い続ける以上に楽しい日々が待っているかも。

 

tamago

 

英語のことわざPut All Eggs in the basket」

「一つの籠に卵を全部入れるな」、つまり、たった一つの希望や、機会、一人の人をあてにすることで、すべてを失う危険を冒す、の意。



 

Sponsored Links