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ズカオタ恐るべし

歌舞伎やミュージカルなどの観劇歴はまずまず長いけど、宝塚には今年になって初めて参戦。それ以後、一応月1回のペースで劇場に出かけ、阪急友の会の招待コースにも入会した。「宝塚友の会」はまだ考慮中。

新参者なのでズカオタの友達やテレビ、You Tubeなんかで少しずつ勉強している。100周年を迎えたのだから奥深さは半端なく、観たい過去ビデオもどんどん溜まっていく。現在のお気に入りは紅ゆずるさん。

ズカオタ漫画「ZUCCA X ZUCA(ズッカズカ)」

宝塚歌劇団を中心に日々を送る人々、いわゆるヅカオタたちのおかしな日常を綴った漫画。

業界初!? ヅカオタ(宝塚オタク)漫画!! レッツ・エンジョイ・ヅッカ×ヅカ。

著者のはるな 檸檬さん
宮崎県生まれ。なんかいろいろあってヅカヲタになり、またなんかいろいろあって漫画家になった。スキあらばムラ(宝塚市)に遠征しようと目論んでいる。

ZUCCA
ZUCCA x ZUCA

 

10巻で完。えっ、薄っ!というのが最初に手にした感想。どの巻もほぼ130ページ程度である。著者のはるな檸檬さんは「東京タラレバ娘」で有名な東村アキコさんの元アシスタント。ついでに言うとタラレバも大好き。

中身の絵は表紙の絵柄をすっかり裏切って、「きょうの猫村さん」的なヘタウマ画風。でも、美大卒の筆者だから、基礎はちゃんとできている。ともあれ、ズカオタたちの生態が事細かに描かれていてすさまじく、かつ面白い。とはいうものの、宝塚に限らず、バンド、二次元、etc.何かにはまったらこうなってしまうのだという多くのオタクたちの共感を呼びまくるはず。私は観劇にはまあまあ注ぎ込んでいるが、マンションの頭金や車代くらいが始まりの世界では当然ひよっこ。

でもライブ(生)に感激する気持ちはもちろんよくよく分かる。その瞬間、日常がふっとんで別世界にワープする感覚。

私は、高速に乗って車でならちゃらっと30分もかからずに大劇場に行ける距離に住んでいる。ズカファンたちの憧れの「阪急電車」も日常の風景。阪急百貨店や、他の劇場でも、本当のズカガールに出会うこともままある環境にいる。これってものすごいラッキーなことだと知る。歌舞伎座行きたいなぁ、京都の南座も改装中だし、関西だとみられるお芝居も限られていてつまらない・・・と思っていたけれど、こと宝塚に関しては思い立って当日券に並ぶことも十分可能という恵まれた立場。

 

リアルな体験こそ

東村アキコさんは、はるなさんのZUCCA X ZUCAを激賞して、こう語っている。

そのOL経験がすべてだと思うんですよね。それがなかったら多分「ZUCCA×ZUCA」もマンガ家・はるな檸檬も生まれてない。1回会社員やったことあるのってめっちゃ強いんですよ。マンガで「普通」が描けるようになるというか。会社員やったことない子の投稿作ってだいたい似通ってて、家に帰ったらドラ えもんみたいのがいるか、ロードムービーか、飛び降り自殺の走馬灯みたいなのを描いてくるわけ。あと幽霊ね。大抵そのどれかですよ。

その通りだと思う。マンガに限らず映画でもドラマでもエッセイでも、リアルを感じられない作品には魅力を覚えない。OLの経験のない女子には、単なる妄想ではない日常と地続きの「普通」の感覚が描き出せない。だから、等身大のOLさんたちが、宝塚という世界にはまっていく姿が、自分たちと重なって引き込まれていく。包み隠さず、自分をさらけ出すからこそ面白い。ブログもそうかもね。

1冊1000円超えの強気なお値段なのだけど・・・もしもズカファンでまだ読んでない方々にはオススメ!

ついでにこっちもね。

女子高校生 Meets タカラヅカ!!
主人公・宇佐美真由は、ただの遊び場と化していた演劇部で自由気ままな放過ごしていた。
タカラヅカを「超」溺愛する、あの「男」が現れるまではーー
東京・下町の女子高校生が、タカラジェンヌを目指し仲間達と駆け抜ける!
宝塚100周年を勝手に(?)祝う、ロード・トゥ・タカラジェンヌ物語!!

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